よくあるご質問

FAQ

売電契約終了への対応と蓄電池システム設置利用Q&A

パネル発電今後10年続くので有効利用したい。その方法は?
昼間:パネル発電→パワコン→自家消費
夜間:昼間余剰電力充電→蓄電池システム→自家消費
の使い分けがベストな利用方法といえます。
蓄電池システムのコストはどの位か?
弊社エコセーフパワーJ(蓄電池容量7.2kwh)は70~100万円前後(オープン価格、工事費別途10万円前後)です。
同性能他社リチウム蓄電池システムの場合、約2倍以上です(理由はバッテリーの価格差が主となります)。
標準タイプ7.2kwhの蓄電池システムで節約できる電気料金はいくら位か?
夜間のみ使用として、蓄電池容量7.2kwhタイプで月間約6,000円前後の節約となります(但し、各機器負担ロス20%を換算しています)。
エコ・セーフパワーJ設置のメリットは何ですか?
次のメリットがあります。
①今後10年はパネル発電があり、その有効利用として電気料金の大きな節約ができる。
②日常の停電時にも電源として利用できる。
③災害非常時にも太陽光パネル連動なので、必要最低限の電気機器(照明、冷蔵庫、TV等)情報源となるスマホ、ケータイの充電に使用できる。
④今後の電気料金値上げにも対応できる。
⑤社会・環境に少しでも貢献できる(Co₂削減等)。

CFBのQ&A

CFBはキャタピラ社が開発したようだが、製造もキャタピラ社?
CFBの研究開発・製造はキャタピラ社の本業ではないため、現在はFirefly Energy Co.が研究部門をキャタピラ社から買い取り、製造しています。研究開発拠点はそのままキャタピラ社内に、主生産工場はインドにあります。
Firefly Energy Co.のウェブページはこちら
とても興味のあるバッテリーだが、日本向けの製品はないのか?
JIS規格に適合するサイズのバッテリーを再生することも検討していますが、現時点で商品化されているのは、アメリカ規格のバッテリーのみです。
量販店で購入できますか?
上に述べたようにJIS規格バッテリーはまだラインナップにありませんので、量販店では販売しておりません。現在、電力プール用途での商談をお受けしている状態です(アメリカ仕様バッテリーをそのまま使います)。もしも、JIS規格バッテリーをまとまった台数で購入希望の場合は、問い合わせ窓口からご相談ください。台数によっては特別生産できる可能性があります。
時代はリチウムイオン電池で、今更鉛電池はないと思えるが、どこが優れているのか?
エネルギー密度では圧倒的にリチウムイオン電池が優れています。しかし以下の項目では、CFBが勝っています。

・安全性
極性を逆にしての充電という初歩的なミスがなければ、CFBは安全です。発火の心配は全くありません。屋根の上の太陽光発電を、住宅の床下バッテリーで受け止めての自家使用という使い方でも安心です。

・初期コスト・メンテナンスコスト
リチウムイオン電池は単体でもコスト高ですが、とくに大規模電力プールでは、発火を防ぐためのBMS(Battery Management System)を組み合わせる必要があり、その開発にコストがかかります。またこのBMSがあるため、一部のセルがだめになっているだけの場合も、ユニットを丸ごと交換しなくてはなりません。

・低温性能
キャタピラが南極大陸での活動に向けて開発したものです。北海道のような寒冷地でも性能を発揮します。マイナス40度近くでも性能を出せるバッテリーは他にありません。

・災害時の安全確保
気候変動の影響で大規模な水害に見舞われる恐れがあり、大規模電力プールは水没時の安全性の確保が問題となります(感電死の恐れがある)。CFBで電力で電力プールを構成した場合、CFB同士の配線を切ってしまえば電圧を低くできますので、水没時の安全性確保も難しくありません。

・災害時の別利用
千葉県を襲い、大規模な停電をもたらした2019年台風15号や、地震によって火力発電所が被害を受け、北海道全体がブラックアウトした事件(2018年9月6日の北海道胆振東部地震)が如実に示すように電力喪失は生活を破壊します。特に被害を受けたのは搾乳機や散水ポンプを電力で動かしている農家・畜産家でした。スマートフォンに充電できないのも困る。こうしたケースでは、電力プールのCFBをバラバラにして、1基1基を緊急電源として利用することができます。
CFBのエネルギー密度は既存の鉛電池の「約2倍」というが高性能鉛電池のエネルギー密度は40Wh/kgで、CFBと同等ではないか?
既存の鉛電池でもエネルギー密度の高いものはありますが、自己放電が激しく、また使い切ると電極に硫酸鉛の結晶が付着して機能しなくなるため、実質のエネルギー密度は「その半分」と言われています。
ともかく軽いバッテリーが欲しい。CFBは鉛電池なので躊躇している。
既存の鉛電池の半分の重さに出来る可能性はあります(エネルギー密度が倍ですから)。しかし、所詮は鉛電池ですので、リチウムイオン電池の軽さには及びません。CFBもやはり、あまり質量が問題にならない使い方に向いています。
リサイクルはできるのか。環境負荷は?
CFBの既存の鉛電池のリサイクルにそのまま乗せることができます。また、稀少資源で、扱いの難しいリチウムに比べると、環境負荷も少なくて済むと考えています。
既存の鉛電池に対する利点はわかったが、価格があまりにも高いとやはり検討対象にはできない。どの程度の価格なのか?
高品質・高級鉛電池と比べて検討していただけるような価格です(納品条件によります)。すなわち、既存の鉛電池よりも高価ではあるが、間違いなくリチウムイオン電池より安くできます。